食事処 越前がに楽膳では、生きた越前蟹を仕入れて水槽で蟹を生かし、新鮮な越前蟹でなくては出来ない蟹の刺身・蟹しゃぶ・ゆで蟹・蟹味噌の甲羅焼きなどの越前蟹の蟹料理に調理します。死んだ越前蟹の競り値は安いのですが、競り値が高くとも、質の良い生きた越前蟹を探して仕入れるのが越前がに楽膳のこだわりです。(※)現在、越前蟹のお食事は休止しております。越前蟹のご宿泊は「三国温泉 お宿あらや(越前蟹の民宿あらや)」にて受付しております。
福井県の越前蟹漁は11月6日から3月20日に行われます。越前がに楽膳では越前港の競りで生きた越前蟹を探します。死んだ蟹の競り値は安く、生きた越前蟹の競り値は当然高いのですが、蟹は死ぬと臭みが全身にまわります。そのため、競り値が高くても、必ず生きた越前蟹だけを仕入れて、水槽に運び込みます。
越前がに楽膳では、越前蟹を丸ごと1杯、蟹しゃぶにします。越前蟹の蟹味噌を加えた出汁で、足の身をさっと、しゃぶしゃぶしてお召し上がりください。出汁に蟹味噌の入った、鍋の最後の雑炊も絶品です。越前がに楽膳おすすめの蟹料理です。
最初に越前蟹の甲羅にある蟹味噌を鍋に入れてから、しゃぶしゃぶを始めます。蟹の甲羅を丸ごと鍋に入れる方もいらっしゃいます。お客様のペースで一本一本しゃぶしゃぶできるので、いつでもアツアツが食べられるのが越前蟹の蟹しゃぶの良さです。
ゆでがには越前蟹料理の王道。水槽から上げた新鮮な越前蟹をすぐに真水に落としてぐったりさせ、沸騰したお湯で一気にゆで上げます。
越前蟹を最初に真水でしめてぐったりさせるのは、蟹がお湯で暴れないようにするため。旨みや甘みがしっかりと凝縮された美味しさ。これぞ冬の味覚の王者です。
新鮮な越前蟹でしか出来ない調理法、それが越前蟹の刺身。透きとおる美しい足の身を、お醤油にそっと付けて一口ほおばる。ふんわりした甘みが口の中に広がります。蟹の刺身は新鮮さが命。一度は経験してほしいと思います。
越前蟹の刺身はよく華を咲かせた状態の写真が多いですが、無理に咲かせると味が抜け、水を含んでブヨブヨになってしまいます。越前がに楽膳では、氷水でさっと洗いにする程度で済ませ、味を残すようにしています。
独特な越前蟹の香ばしさや甘さが美味しい焼き蟹。越前がに楽膳では焙烙で蒸し焼きにします。蓋を開けた瞬間、ふわっと香りが広がります。クセになる美味しさで、リピーターの方も大勢いらっしゃいます。
ふわっとしたゆで蟹の蟹味噌とは違い、甲羅ごと焼くことで、蟹味噌がぎゅっと煮詰まった独特の味わい。越前蟹の焼き蟹の身を、蟹味噌につけて食べるのも絶品。日本酒を入れて甲羅酒にするも良し。まさに大人の美味しさです。
越前蟹のメスを福井では「セイコ蟹」と呼びます。セイコ蟹を丸々1パイご飯と一緒に煮込むセイコ雑炊。オスの越前蟹とはちがう旨みが凝縮しています。プチプチとした食感が人気の、おなかの卵の部分も、セイコ蟹ならでは。
新鮮な越前蟹を調理します
越前蟹をお見せします
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